Drum Corps Japan All Chanpionships (2)

11/11(日)の日記の続き。

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開会式が済み、まずはエニーキー部門から。

エニーキー(Any Key)って何だろう？
ドラムコー部門に参加する条件を満たしていないのよね？きっと。
いまだによくわからんままですが。(調べろよｗ)

でも！！！
でもでも！！！

ドラムコー部門と変わらぬ熱いステージで、
早くも涙腺がヤヴァイ俺様！！！ｗ

どれも本当に良かったし、
「星野学園マーチングバンド」や、
「神奈川県立湘南台高校吹奏楽部 White Shooting Stars」は、
圧倒的な迫力があったけど、
個人的に特に良かったのは、2番目の「GENESIS」。

ドラムコーはもともと軍隊の音楽(？)で、
それこそ足並みもビシッと揃えた規律・統率性のある音楽だけど、
「GENESIS」は1960年代のニューヨークを題材とした、
良い意味で自由な感じを取り入れたショーで、
なんか、ロックな雰囲気ですげー良かった。
体を揺さぶられちゃう感じ。

次はドラムコー部門、Division2！！！

ドラムコー部門は、コーの人数によって、
Division1、2とわかれているのだ。
60人以上と未満だったっけかな？？？
まぁ、少ない方が、Division2。

特に良かったのが、初出場の「Jokers」。
昔ダンサーだった老婆が、昔着た衣装を手に、
ダンサー時代の自分を回想する、といったテーマ。

白髪の老婆姿の人が最初少しだけ衣装を手にして踊り、
それに重なるようにして、若きダンサー時代役の女性が入れ替わり、
本編を踊る。

その間、老婆役は回想の最中で、隅っこで微動だにしない。
途中で踊りに加わるのかな～、とか思って、期待していたが、
全然動かない。

最後の最後で、若き日のダンサー役が老婆と入れ替わった。
なんだ、老婆、あれだけ目立つのにチョイ役かよ。。。
とか残念に思った直後。。。

老婆がステージの真ん中に踊り出て、
衣装をギュウゥゥゥッっと抱きしめたときには。。。

俺の涙のダムが決壊しました。ｗ

うおー！ずるいぜ！その演出はっっっ！！！
そんな終幕かよっっっ！！！

結局、この「Jokers」が、Division2の優勝をかっさらっていきました。
上手いね。物語性のある演出に参りましたよ。

後は、やっぱ、グッときたっつったら、
「Sonic Lancers」かなぁ。

「Sonic Lancers」は、毎年、一番人数が少ないので、
いつも1番目にやるんだけど、
今回はDivision2の後半、人数の多いコーの次という出番だった。
観る前から、ちょっとかわいそうだなぁ。。。とか思ってしまったのは事実。

ドラムコーは基本的に、
スネアやタム、シンバル等のドラムコー、
ブラス(ビューグル)隊のビューグルコー、
マリンバやティンパニ、ドラムセット等の固定楽器のフロントピット(？)、
そしてフラッグやサーベルを振り回して踊るカラーガードという、
4つのセクションで構成されるんだけど、
人数が少なければ、当然、どの役にも割り振れる人数が少なくなってしまって、
音量や見栄え等に差が出てしまう。

その点、「Sonic Lancers」は、
主にビジュアルの要素を受け持つカラーガードをサポートするように、
ドラムコーやビューグルコーの人たちも、
途中で楽器を置いてアクションに参加したりしていて、
人数少ないながらも全員で助け合って一つのショーを作り上げていく感じが、
なんだかとても感動してしまった次第です。

その分、楽器を持ったり置いたり、
非常に忙しそうだったけど、そこに健気さを感じてみたりして。。。
いやぁ、ホントに、良かったっす。

Division1については、また次回！！！