南極1号 ～地の果てに眠る彼女～

5/11(日)の日記。

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調べ物をしている途中で脱線して、Wikipediaをいろいろ辿っていたところ、
こんな記事を見つけた。

南極1号(Wikipedia)

ご存知だろうか。
昔、国をあげて作られた"ダッチワイフ"が居たことを。。。

地球の果て、南極。
その極寒の地に挑む、日本南極観測基地越冬隊。

屈強な男共が乗り込む船の、最果ての地への旅に、
避けては通れない難問があったのだ。

それは、「性欲」との戦い。

しかしまさか慰安婦を乗せるワケにもいかないので、
そこで国をあげて作られたのが、この「南極1号」というダッチワイフだという話。

この時点でもだいぶ衝撃的だったんだが、
自分が心をグワワッ！！！と掴まれたのは、
その彼女らのあまりにも救われない一生だった。

第一次越冬隊時に、2体作られ、
彼女らは船に乗せられた。

1体は南極で降ろされ、
イグルー(氷で作ったかまくらのようなもの)の中に配置された。

彼女は彼女の使命を果たすべく、
氷に囲まれて男を待ったのだ。

男の苦悩を救う為に、待ったのだ。

しかし、彼女を見た男達は、
その、いろんな意味でのあまりのクオリティに、
一気に性欲が失せたんだそうな。。。

彼女は結局、自分の使命を果たす事の無いまま、
そのまま南極の氷の中に埋まったのだという。。。

これ、ほんと、ヤヴァイよ。
彼女の心境を考えると、胸がえぐられるようだ。

彼女の生まれた意味からして、「男を慰めるため」という、
ある意味究極の「他愛」という運命だけでは飽き足らず、
その愛を、使命を、存在意義を、
果たす事無く、南極の氷の中に眠る、、、って、、、
どんだけ悲惨な一生だよ！！！。°・(つД｀)・°。

これは何という「生きてる意味がわからない」とか言ってる場合じゃない俺達。

もう1体の方は、どうやら往きの船の中で使われたらしい。
その点、彼女は使命を果たした、と言えるかもしれない。

しかし、男が後始末をしなかったが為に、
彼の欲求が、彼女の腹の中で腐り、
使用不可能となったため、
インド洋あたりで水葬されたという。。。

男の身勝手で、海の中に捨てられた彼女。。。

こんな言葉で終わらすのも無責任かとは思うが、
人間は業の深い生き物だ。。。

どこまで本当の話かもわからないらしいが、
ググれば沢山出てきます。
興味を持った方は、是非、彼女達を知ることだけでもしてみたら如何かと。

もしも将来、メイドロボットが開発されたら、
第二、第三の彼女達が産まれるのだろうか。。。