恐怖の光景

3/29(土)の日記。

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出勤するべく、電車に乗ったのだ。
朝のラッシュアワーで混雑するはずなのに、
今日は何故か空いている。

なんでこんなに人がいないんだろう。。。
と思ったら、この電車に限って、次の駅止まりだった。

あちゃー。よく確認しなかったぜ。。。
後続の電車に乗り換えなきゃ。。。

と思って辺りを見回すと、そこは、
非常に空気の澄んだ、山のふもとだった。

駅前には小さなペンションがある。

何故か吸い込まれるように、改札を出て、ペンションへ入った。

食堂では、宿泊客が集まって、
一つの大きなテーブルを囲んで、食事が始まるところであった。
自分も、そのテーブルに加わる。

差し出された料理に手を付けようとすると、
何故だかシェフが、「本当に食べるんですか？」と執拗に訊いてくる。

気味が悪くなって、俺は食事することをやめた。

不意に、窓の外が、ピカピカッと光った。
稲妻？？？
山の天気は変わりやすいからなー。。。

と、窓の外を見ると、
そこには異常な光景が広がっていた。

太陽が、ストロボのように点滅していたのだ。

この山は、呪いの山なのだと、シェフが言った。

勇気ある宿泊客が、探検しようと外に出た。
それにつられるようにして、全員外へと向かった。

玄関から外に出ると、地面は雨上がりのように濡れ、
いくつもの水たまりが出来上がっており、
あたりは濃い霧。

相変わらず点滅を続ける太陽。
景色はせわしなく白と黒を繰り返す。

ふと半透明の老人や女性が現れ、
山の方から俺たちの方へ向かってくる。

気にしてはダメだ！立ち止まってはダメだ！

俺たちはそう励ましあいながら、山の方へ向かったところで目が覚めました。。。

夢だとしても、点滅する太陽だなんて、凄いものを見たよ。。。
世界の終わりかとオモタ。