「ロッキンホースバレリーナ」読了

3/19(水)の日記。

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十八歳で夏でバカ！！！

大槻ケンヂの「ロッキンホースバレリーナ」読みました。

ハイエースに機材を詰め込んで、
東京から福岡目指して、初のライブツアーに出かけた18歳のパンクバンドが、
途中で拾ったゴスロリ娘、七曲町子(ななまがりまちこ)の正体は！？

漫画のようにサクサク読み進められる小説で、
至るところでオーケン節で笑わせられる。
でも、最後は、なんか、若くて熱い涙が出てしまうのよね。。。

特に、自分もバンドマンであるので、
ライブツアーはやったことないけど、
ステージや楽屋裏の情景は、ほんともう、ありありと頭に浮かんでくる。

自分もライブツアーに同行しているかのような、
熱い興奮の渦中に巻き込まれてしまうような感覚。

青春って良いな。ｗ
青春を羨ましがったらオサーンの仲間入りしそうなのでほどほどにしておくが。ｗ

バンドマンには是非読んで欲しいな。

物語中の重要な、サブタイトル的なキーワードとして、
KISSの「God gave Rock'n'Roll to you」が流れる場面がある。

「神様が君にロックを与えてくれたのだ。」

この言葉にやたら感動しちまった。
この言葉を胸に、頑張っていけそうな気がする。

洋楽あまり知らない人間なので、KISSもあまり知らなかったけど、
今はようつべがあるので良い時代だなぁ。ｗ

それにしても、「ロッキンホースバレリーナ」って、
俺は、高校進学直前の少年がベンチャーズのパイプラインを聴いてロックを始める青春小説、
芦原すなお著の「青春デンデケデケデケ」の主人公達が組んだバンド名、
「ロッキングホースメン」から来てるものかとばかり思っていたが、
ヴィヴィアンウェストウッドの実在するシューズの名前なんだね。
知らなかった。。。

でも、オーケン、青春デンデケデケデケも読んでいるはずだから、
たぶんダブルミーニングしてるんだと思うけど。。。

青春デンデケデケデケも、
特に中高で文化祭バンドとか頑張ったバンドマンに読んで欲しい、ｗ
大好きな小説です。