蓮爾 蓮エビ大野菜ニンニクカラメ

自分のバンドのライブが沢山決まってきた。
去年はこんな生活が望みだったはずだ。

なのにこの疲労感はなんなんだろう。

一昨年、去年は、音楽活動が全然軌道に乗らず、
ライブができないことに苛立っていた。

それが、バンドが軌道に乗り、ライブが沢山決まった今、
仕事と練習で忙殺されている気になっているのは、
そりゃちょっとワガママというヤツじゃないのか、俺。
いつだって、思い通りに事が運ばないことに苛立っているだけじゃないか。
しかも、その境遇にしたのも俺だし、
そこから本気で脱却しようともしていないじゃないか。

同じ方向を向いて同じ場所を目指す人間関係の中で、
後ずさりをするのは足並みを乱す。
今日は弱音を吐いてしまった。ごめんなさい。。。
大した相談もしないで、一人で勝手に悩むのは、
昔からの悪い癖だった。。。

しかし、弱音はいつでも本音で、
日々の生活の不満を言い出すとキリが無い。
キリが無いのだけど、言い疲れるまで言った後に残るのは、
何も実行しようとしないで口だけだった自分だというのは、
想像に難くない。

そんな自己嫌悪モードまっしぐらのときに、
蓮爾の一杯は心に染みたのでした。
蓮エビ大野菜ニンニクカラメ。

身体に栄養を送るために生き物はものを食べる。
しかし、蓮爾や二郎の一杯は、
こう、心に栄養をつけてくれる気がする。

いつでも満足できることが安心感となり、
どんなに苦しい日だろうと、どんなに悲しい日だろうと、
いつでもそばで見守ってくれているような、
そんな気がする。

それは、生き物がものを食べるという行為ではなく、
人が云うところの「食事」なんじゃないのか。
ふと、そんなことを思った。
栄養だけで食べる行為なんて、大切だけどつまらんよ。
心で味わうこと。
身体と心で味わってこそ、日々生きる上での、
原動力と休憩地点になるんじゃないのか。

おかげで少し元気になりました。
なんか一人でまいっていたけど、
今の現状は、俺一人の力で作ったものじゃない。
みんなで築き上げたものだもんな。
今は、やる事がはっきりしてる以上、
更に良いSHOWを創り上げることに尽力しなくてはな。

みんないいヤツばかりだよ。
いつもいつも、ありがとう。